本をつくるための製本の種類

今回は、チラシやカードのようなペラものの印刷物ではなく、ここでは本(冊子)にするときに用いられる製本の種類についてご紹介します。

中綴じ:ページ数の少ない冊子でステープル(背中をホチキス)で留める製本方法

中綴じ製本とは、ページ数の少ない冊子やカタログなどのページを綴じ合わせる製本方法の一つです。ページを折り、綴じ目を中央に寄せた状態で綴じ合わせる方法です。一般的に中綴じ製本は、4ページの倍で製本していきます。分かりやすく説明すると、A3を横にした際に半分に折ると4ページもののA4のパンフレット的なものができます。
それをもう一枚重ねると8ページ、というように4の倍のページ数であれば中綴じ製本を作ることができます。
中綴じ製本は開いたときに本の奥(ノド)が広がり、読みやすいという特徴があります。

 

無線綴じ:ページ数が多い冊子で糊で留める製本方法

無線綴じ製本とは、ページが多く教科書や単行本のような背中に厚みがある冊子のことを指します。基本的に2ページ単位で作ることができ100頁や200頁などの多くのページ数の冊子が作れます。
中綴じ製本とは違い、背文字を入れることができるので本棚に収納した際に見つけやすいという特徴もあります。
カタログや写真集などもそうですね。

例えばお客様が自分でA4コピー用紙で印刷したページものをお持ち込み頂いても製本できます。

是非、何でもご相談くださいね♪

村井雄大

村井雄大

東京巧版社 村井雄大

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