こんにちは!
今回は特別なご依頼をいただきましたので、その制作事例をご紹介いたします。
東京都足立区西新井にある有名な銭湯「堀田湯」様から、オリジナルロゴを木製の湯桶にレーザー加工で刻印するというご依頼をいただきました。
堀田湯様は地域の皆さまに愛され続けること80年。令和4年にリニューアルオープンされ、さらにファンを増やし続けている人気の銭湯です。今回は、その銭湯を象徴する「ほっ」のロゴを木の湯桶に刻印し、他にはないオリジナルのアイテムを制作いたしました。
堀田湯さまのウェブサイトもぜひご覧ください。https://www.4126.tokyo/
ご依頼のきっかけ
堀田湯様から、「リニューアルオープンを記念して銭湯のアイテムにも個性を出したい」とのお声をいただきました。
普段は多くの銭湯ユーザーに親しまれているケロリンの桶ですが、ロゴ入りのオリジナル木桶というのはまだ珍しく、利用するお客様にも喜んでもらえるアイテムになるのでは、というお考えがありました。
「木製の桶にロゴを入れたいが、どのような方法が最適なのか?」というご相談を受け、私たちが提案させていただいたのがレーザー加工です。日常的に水や湿気に触れる環境でもロゴを長く美しく保つために、レーザー加工を提案。
試作第一弾は失敗!試行錯誤を繰り返した
印刷では耐久性に課題が出る可能性や、そもそも湯を入れる内側には印刷ができないので断念。
次に考えたのが、一般的なレーザー加工機。協力会社に依頼して試してみたが、レーザー照射が湯桶の中に届かず・・。
木材は非常に温かみがあり、銭湯のイメージともぴったり。これをなんとかして成功させたい。
試行錯誤の上でなんとかイメージ通りの加工に行き着くことができました。
レーザー加工の特徴
- 高精度な仕上がり:ロゴの細かい部分も美しく表現できます。
- 耐久性:印刷と違い、木材に直接刻印するため、水や湿気に強く使っていくうちに印字面も滑らかになって味が出てきます。
- 風合い:焼き付け加工のため、木の自然な色合いと相まって、温かみのある仕上がりになります。
堀田湯様のロゴデザインを拝見したところ、シンプルでありながらどこか懐かしく可愛い、まさに「堀田湯」様らしいデザインでしたので、レーザー加工でその魅力を最大限に引き出せると確信しました。
制作の流れ
1. 打ち合わせとデザイン確認
ご担当者様との打ち合わせでは、以下のポイントを重視しました。
- ロゴのサイズと配置
- 木桶の風合いを活かすデザイン
- 耐久性の高い仕上がり
デザインデータをお預かりし、レーザー加工に最適な形に調整しました。
2. 試作品の制作
大切なアイテムですので、事前に試作品を制作し、加工の仕上がりをご確認いただきました。試作品をご覧になったオーナー様からは、
「木の風合いがとても良く出ていますね!ロゴもはっきりしていて素敵です。」
とのお言葉をいただき、本制作へと進めることになりました。
3. 本制作
職人の技術と稀で特殊なレーザー加工機を使い、一つひとつ丁寧に刻印しました。木材の種類や厚みに合わせて加工の強さを微調整し、均一で美しい仕上がりに仕上げました。
4. 納品
完成したオリジナル木桶をお届けした際、堀田湯様には大変喜んでいただきました。
「想像以上の仕上がりです!これならお客様にも喜んでもらえると思います。」
お客様からの反響
実際に堀田湯様でオリジナル木桶が披露されると、銭湯を訪れたお客様からも嬉しい反響がありました。
- 「こんな可愛い桶、初めて見ました!」
- 「ロゴ入りって素敵ですね。特別感があります。」
- 「お風呂がもっと楽しくなりました。」
銭湯という日常の中に、少し特別な要素を加えることで、お客様の体験価値を高めるお手伝いができたのではないかと思います。
制作を振り返って
今回の制作は、ただロゴを刻印するだけでなく、銭湯の魅力や温かみを形にするプロジェクトでした。
私たちも堀田湯様の想いを形にできたことを大変嬉しく思っております。
木製品へのレーザー加工は、湯桶のように水回りで使用するアイテムにも最適ですし、企業ロゴやブランドイメージをしっかりと表現することができます。
レーザー加工をご検討の方へ
弊社では、木材をはじめとするさまざまな素材へのレーザー加工を承っております。
※素材により加工ができない材質もございますのでお気軽にご相談ください。
- 企業や店舗のオリジナルグッズ
- 記念品や贈答品
- 日常使いのアイテム
「他にはない特別なアイテムを作りたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
堀田湯様の事例のように、お客様の想いを大切に、心を込めて制作いたします。
堀田湯様、この度は素敵なご依頼をいただき、誠にありがとうございました!
今後も、皆さまのアイデアや想いを形にするお手伝いができれば幸いです。